11月~2月が旬の春菊。冬の貴重な緑黄色野菜です。春菊は免疫力UPに役立つβカロテンが特に豊富で、他に鉄や葉酸、カルシウム、ビタミンKなどが含まれます。独特の香りは好みがわかれますが、この芳香成分は自律神経に作用し精神安定やリラックス効果が期待できます。程よい塩味と旨味がある塩鮭とごはんと合わせることで香りもマイルドになり、簡単で美味しい一品です。
《材料》作りやすい分量(米1.5合分)
- 米1.5合
- 春菊8本ほど(100g)
- 甘口塩鮭1切れ
- 酒小さじ1
- しょうゆ小さじ2/3
- いりごま適量
《作り方》
- ご飯を炊いておく。
- 春菊を葉と茎に分ける。鍋にお湯を沸かして茎をゆで、葉を数秒さっとゆでる。ザルでお湯をきる。
- 塩鮭を軽くキッチンペーパーでふき取り、耐熱ボウルに入れる。酒をふり、軽くラップをして電子レンジ(500w)で2分半加熱する。
- 春菊の水気を絞り、2㎝長さに切る。
- ③の鮭の皮と骨を取り除いてほぐす。④としょうゆを加えて混ぜる。
- 炊き立てのご飯と⑤を混ぜ合わせ、ひねりごまをかけたら完成。
栄養士からのワンポイントアドバイス
春菊の葉は加熱しすぎると苦みが出やすいので完全に熱が入っていなくてもOK。余熱で柔らかくなります。面倒な方は葉と茎に分けずに、茎から茹でてしまっても大丈夫です。