一般的なお鍋で雑炊にすると塩分や脂、プリン体を摂りすぎてしまいがち…。しかし今回のお鍋は比較的少なめなので、気になる方でも安心してお召し上がりいただけます。大根には消化を助ける消化酵素が豊富です。すりおろすことで増え、加熱することで効果が薄れてしまいます。冬、食べ過ぎてしまった翌日にぜひ。
《材料》2人分
- 昆布10g
- 水450cc
- たら4切れ(100g)
- 塩こしょう少々
- 片栗粉適量(5g)
- サラダ油適量(5g)
- ねぎ1本弱
- 白菜1/8個
- まいたけ1パック
- えのき1/2株
- にんじん20g
- 水菜1把
- 木綿豆腐1/3丁(100g)
- 大根150g
- A.しょうが1かけ強(すりおろす)
- A.みりん大さじ1弱
- A.しょうゆ小さじ1
- ポン酢大さじ2
- 白飯茶碗軽く2杯
- 薬味(一味唐辛子、ごま、しょうが、ネギなど)適量
《作り方》
- 鍋に分量の水と切り込みを入れた昆布を入れておく。たらを食べやすい大きさに切り、塩こしょうをふって置いておく。
- 斜め切りしたねぎをフライパンで素焼きにし、バットに取り出す。
- たらの水分をキッチンペーパーで拭き取り片栗粉をまぶして、油をひいたフライパンで焼く。
- 野菜、きのこは食べやすい大きさに切る。(白菜の芯はそぎ切りに、にんじんは4㎜程の厚さにする)
- ①の鍋にAを加え煮立て、昆布を取り出してにんじん、白菜の芯を入れて軽く煮る。
- 大根をよく洗い、皮ごとすりおろす。
- 鍋に残りの④の具材とねぎ、たら、大根の汁を加えてさらに煮て、最後に一口大に切った豆腐を加える。火を止めてから大根おろしの半量を加えて完成。残りの大根おろしとポン酢を合わせたたれをかけていただく。
- 〆は鍋にごはんを加えてひと煮たちさせて雑炊にする。お好みで薬味や先ほどのたれを加える。
栄養士からのワンポイントアドバイス
ねぎは焼くことで香ばしさが加わり、減塩効果が高まります。大根の皮、皮付近にも栄養がありますので、汚れている部分だけ除きましょう。初めからおろしダレを作っておくことで塩分の摂りすぎを防ぐことができます。