甘いお出汁を含んだ高野豆腐はとてもおいしいですが、やはり糖質が気になります。白だしで仕上げることで上品な色合いと香りになり、糖質も4gほど減らすことができます。香味食材のねぎとしょうが、かつお節をふんだんに使うこともポイントです。高野豆腐にはレジスタントプロテインが含まれるため、血糖値の上昇を穏やかにしたり、脂質の吸収抑制効果が期待できます。またカルシウムや鉄も意外と豊富。加熱時間を除けば5分ほどでできるので、あと1品欲しい時やお弁当にぴったりな一品です。
《材料》約4人分
- 高野豆腐4個
- ねぎ15㎝
- にんじん5㎝
- A.白だし大さじ1
- A.みりん大さじ1
- A.水150㏄
- しょうが(すりおろし)適量
- かつお節適量
《作り方》
- 高野豆腐を大きめの耐熱容器に入れ、水に浸けて5分ほど戻す。
- ねぎを斜め薄切りに、にんじんを薄めの輪切りにする。
- 高野豆腐をぎゅっと濁った水が出るまで絞り、小さく切る。
- 耐熱容器にAを混ぜ合わせ、③を入れる。だしを吸わせるように全体を押す。
- 耐熱容器の隙間ににんじんをいれ、ねぎをのせて、ラップをふんわりかけてレンジ(600w)で7分加熱する。
- 全体を軽く混ぜる。温かいままでも美味しいですが、少し冷ました方が味がより染みます。
栄養士からのワンポイントアドバイス
今回は1枚16.5gの高野豆腐を6等分しました。耐熱容器はタッパーが便利です。にんじんは味がしみるように出汁に浸しましょう。お子様に取り分けるときは出来上がった高野豆腐をぎゅっと絞り、調味料を加えていないだし汁に浸して味を薄めると安心です。