「肝」をいたわる鶏とキャベツのカレー煮こみ

エネルギー 388kcal たんぱく質 27.3g 脂質 21.7g 糖質 14.7g 食物繊維 6g 塩分 1.5g
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私たちの身体は冬に溜め込み、春に排出・解毒(デトックス)します。解毒には東洋医学でいう「肝」すなわち肝臓に負担がかかる為、いたわるお食事をしましょう。胃腸の調子を整えるキャベツや、トマトなどの酸味のある食材は「肝」をいたわるのに役立ちます。香りの強いセロリやカレー粉は春の心の乱れを整えます。スパイスはあぶらと相性がよく、おいしくなるため、鶏は皮付きで調理しています。動物性の脂が食卓に被らないようにすると、バランスがよくなります。

《材料》2人分

  1. 鶏もも肉 280g
  2. 玉ねぎ 1個
  3. キャベツ 外葉5枚分(300g)
  4. セロリ 細いもの1本
  5. ホールトマト缶 200g(果肉2つ+液)
  6. オリーブオイル こさじ1/2
  7. 少々
  8. A.にんにく(すりおろし) 1片
  9. A.しょうが(すりおろし) 1片
  10. A.カレー粉 小さじ1/2
  11. A.塩 少々
  12. B.白ワイン 大さじ1
  13. B.コンソメ 小さじ1/2

《作り方》

  1. 玉ねぎを縦半分に切った後、繊維を断つように半分に切り、千切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、①と塩一つまみを加えて弱火で炒める。
  3. キャベツを繊維を断つように3㎝幅に細切りする。セロリは茎の繊維を除き斜めに切る。
  4. 鶏もも肉を大きめの一口大に切り、Aを揉みこむ。
  5. ②に④を加えて中火で炒め、肉が半分白っぽくなったらトマト缶、Bを加える。
  6. ③を全て入れかき混ぜたら、蓋をして5分~10分煮込む。
  7. 全体が馴染んで、キャベツがしんなりしたら完成。

栄養士からのワンポイントアドバイス

②は時々かき混ぜ、褐色がかり焦げ付きそうになったら火を止めます。④はまな板の上で揉みこむか、袋に入れて揉みこみましょう。(まな板は色移り注意)