私たちの身体は冬に溜め込み、春に排出・解毒(デトックス)します。解毒には東洋医学でいう「肝」すなわち肝臓に負担がかかる為、いたわるお食事をしましょう。胃腸の調子を整えるキャベツや、トマトなどの酸味のある食材は「肝」をいたわるのに役立ちます。香りの強いセロリやカレー粉は春の心の乱れを整えます。スパイスはあぶらと相性がよく、おいしくなるため、鶏は皮付きで調理しています。動物性の脂が食卓に被らないようにすると、バランスがよくなります。
《材料》2人分
- 鶏もも肉
280g
- 玉ねぎ
1個
- キャベツ
外葉5枚分(300g)
- セロリ
細いもの1本
- ホールトマト缶
200g(果肉2つ+液)
- オリーブオイル
こさじ1/2
- 塩
少々
- A.にんにく(すりおろし)
1片
- A.しょうが(すりおろし)
1片
- A.カレー粉
小さじ1/2
- A.塩
少々
- B.白ワイン
大さじ1
- B.コンソメ
小さじ1/2
《作り方》
- 玉ねぎを縦半分に切った後、繊維を断つように半分に切り、千切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、①と塩一つまみを加えて弱火で炒める。
- キャベツを繊維を断つように3㎝幅に細切りする。セロリは茎の繊維を除き斜めに切る。
- 鶏もも肉を大きめの一口大に切り、Aを揉みこむ。
- ②に④を加えて中火で炒め、肉が半分白っぽくなったらトマト缶、Bを加える。
- ③を全て入れかき混ぜたら、蓋をして5分~10分煮込む。
- 全体が馴染んで、キャベツがしんなりしたら完成。
栄養士からのワンポイントアドバイス
②は時々かき混ぜ、褐色がかり焦げ付きそうになったら火を止めます。④はまな板の上で揉みこむか、袋に入れて揉みこみましょう。(まな板は色移り注意)