七草粥は1月7日(人日の節句)に1年の無病息災を願っていただきます。お正月のごちそうが続いた身体を整えるのにぴったりな優しい味わいのお粥です。春の七草にはせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七種あります。スーパーでセットになって販売しているので、用意するのも簡単ですよ。少し時間はかかりますが、お米から炊くことで甘みが引き立ち、下茹でせずに加えた七草が風味よく仕上がります。※栄養価(1人分)は全量を2人分として算出しています。梅干しは含みません。
《材料》2~3人分
- 生米1/2合
- 水650ml
- 七草セット1パック
- 塩少々
《作り方》
- 米を研いで鍋に入れ、水650mlを加える。
- すずな(かぶ)、すずしろ(大根)を食べやすい大きさ2㎜厚さに切る。鍋に加えて強めの中火にかける。
- 鍋が沸騰してきたら、木べらで底から一度かき混ぜ、弱火にする。蓋を少しずらして置き、35分加熱する。
- 残りの葉っぱは全て5~10㎜幅に刻む。(根っこは切り落としましょう。かぶの葉、大根の葉は食べられます。)
- 35分加熱が終わったら④を加え、ずらして蓋をする。10分のタイマーをセットする。
- タイマーが残り6分ほどになったら、塩を加えて全体を底から混ぜる。火を止め、蓋をしっかりして蒸らす。
- タイマーが鳴ったら完成。お好みで梅干しと一緒にお召し上がりください。
栄養士からのワンポイントアドバイス
お米を崩さないように丁寧に扱うのがポイント。①優しくお米を研ぎぐ ⑤葉っぱをお粥の上に置き、かき混ぜない ⑥混ぜすぎない 3点気をつけましょう。塩味は控えめとなっているので、お好みで調節してください。